Phidgets社はUSB計測ボードとセンサーボードを提供しています。USB計測ボードとセンサーボードは規格統一されたケーブルで接続されます。ユーザーはこれらのボードを組合せて、自由に希望の計測システムを構築することができます。今回、データ計測解析ソフトウエアLaBDAQ5がPhidgets社のこれら計測デバイスに対応したことで、実験室で、事務所で、野外で、自分だけのパーソナル計測が実現できます。
Phidgets社計測デバイスの複数同時計測が可能です。最大8計測デバイスまで対応しています。
LaBDAQ5では、デジタル表示パネル、グラフ表示パネル、リスト表示パネルいずれも、違和感なく瞬時に反応します。無償評価版が提供されていますので、ぜひご体験下さい。
1日、1週間、1か月等長期の計測において、計測中に起きた事象、イベントを波形上にメモとして残し、計測完了後、波形と同時にこの事象、イベントを表示確認したい場合があります。LaBDAQ5では計測中A-Zのキーでイベントの入力ができます。また事前に、このイベント名称も希望名に設定できます。
LaBDAQ5では計測中、いつでも中断できます。中断中でも、デジタル表示はリアルタイムに表示を続けます。再開で、グラフ波形表示も再開します。
LaBDAQ5では独自のLaBDAQ5形式、エクセル等で読み込み可能なテキスト形式に加えて、解析ソフトウエアMatlab形式の単精度、倍精度形式で保存が可能です。
LaBDAQ5では計測ツールメニューにスケーリングが用意されています。単位の設定、変換式(一次式)の設定が可能で、リアルタイム変換ができます。
LaBDAQ5では計測条件設定で即スタートに加え、ソフトウエアトリガスタートも使用できます。任意チャンネルの任意レベルのAND,OR条件でトリガスタートが可能です。
センサーボードには、
等のセンサーが用意さています。ユーザー希望の計測システムが簡単に低価格で構築できます。
セッティングは簡単です。
1.希望のセンサーを用意し、USB計測ボードの任意のコネクタに接続。
2.データ計測解析ソフトウエアで、接続されたセンサーを設定。
これで、即計測が開始できます。リアルタイム計測データロガーとして、アラーム監視システムとして、応用範囲の広い計測システムとなります。
LaBDAQ5-PHは最大8台までのUSB計測ボードに対応できます。8チャンネルの計測ボードであれば最大64チャンネルの計測が可能です。
以下の2チャンネルと8チャンネルのUSB計測ボードに対応しています。
2チャンネルUSB計測ボード
このボードはコンピューターのUSBポートにダイレクトにセットされます。コンピューターから計測位置まで距離がある場合は、USB延長中継ケーブルを使用して下さい。
8チャンネルUSB計測ボード
以下のPhidgets社のセンサーボードに対応しています。
すべてのセンサーボードは、統一されたコネクタ形状と統一された電気的インターフェイスを持ちます。以下の図は音圧センサー、P1133_Sound_Sensorの例です。
USB計測ボードの任意のチャンネルに希望センサーボードを接続します。
計測機能設定、画面レイアウト設定等LaBDAQ5の設定機能をフルに活用し、ユーザーのアイデア次第で、オシロスコープ、データロガー、アラーム監視システム等、無限の計測システムにすることが可能です。
高速サンプリングのオシロスコープとして
長時間計測のデータロガーとして
アラーム監視システムとして
リアルタイム表示の計測機器として
リスト表示の計測機器として